おでんで一杯

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今日は寒いので
おでんを作ってもらいました。

私が若い頃、東京の国立市、谷保に
アパートを借りていたんですが、
埼玉県の南越谷まで、仕事で
通っていた時期がありました。

電車で通っていたんですが
冬でした。

仕事が終わると、南越谷駅近くの
立ち飲み店で、おでんをあてに
熱燗のコップ酒を飲むのが楽しみでした。
冷えた体で飲む熱燗のコップ酒
旨かったなあ。

体は暖まるし、おなかは一杯になって
値段も安いし、それが楽しみで
毎日仕事に行っていたみたいなものです。

店はお世辞にも、綺麗とはいえませんが
おじいちゃん一人でやっていて、
毎日通っていると、気軽に話しかけて
くれたりして
豊かな人生経験が、おでんに染み込んで
いる様な気がして、
本当に美味しかったです。

料理の旨さというのは、その時の条件、
状況、雰囲気によって
大きく変わるんじゃないかと思います。

誰が言ったか忘れましたが、
愛情のない料理はただのエサ。というのも
なるほどと思います。

それでは愛情のこもった?おでんで
一杯頂きます。